2012年07月31日

「マサ拓Z」第二夜

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7月27日、秋葉原CLUB GOODMANに来ていただいた方、どうもありがとうございました。
友人たちもありがとう(カーズさんは差し入れまで!)
「知り合いが来ると緊張する」なんて話も聞きますが、僕の場合は逆のようです。
だってめちゃくちゃテンションがあがって、気持ちよく歌えたもの。

メンバーたちもお疲れさま。
回数を重ねるたびに良くなるのが、バンドのいいところ。
今のところ、音楽の方向性の違いもないし(そりゃそうさ。カバーバンドなんだもの)。


今回の対バンは初めての方ばかりで、それも愉しかった。

「THE KEY PROJECT」はさすがのひとこと。
それぞれ有名バンドで活躍していたメンバー、ステージに立っているだけで絵になるし、もちろん音だってそれに負けずにカッコ良かった。

「親斗」は生ギターの弾き語り。
声もギターも良い音してる。
リハでそれを聴いたウチらのメンバーが「あのギター欲しいな」。
こらこら、大の大人が少年の持ってる楽器欲しがってどうすんねん(笑)。

「READ ALOUD」のボーカル&ギターの桑田祐宜君は、なんとあの、サザン・オールスターズの桑田夫妻の息子さん。
両親のポップスと違って楽曲はロック。でも高音はちょっとお父さんの声に似ていて微笑ましい。

でその彼が、楽屋で僕に「サインください」と差し出してきたのが『傷だらけの天使たち』の単行本。
嬉しかったけれど、ちょっと待て。
「どうして20代の君がこの本を持っているの?」

「父の本棚に並んでました」

え、父? 
ということは……

「えええええええええええーーーーーっつ!?」

ええ人やないの、桑田さん!!
そして、もちろん祐宜君も!!
僕ごときにサインなんかもらわんでも、有名ミュージシャンにいっぱいもらえるだろうに。

でもまあ僕も大人だ。
その言葉、100%は信用してない。

だってその本が並んでいたのは……
父の棚ではなくて……


母の、
原坊のだったかもしれないもの。


さて、マサ拓Z。次の予定は多分10月。
初めての方も、二度目の方もどうぞよろしく。

マサ拓Z(吉田拓郎cover)
  Vo 喜国雅彦(漫画家、大島渚)
  G  志村"punky"広司(RE-ARISE / HAMEL)
  G  石坂へ〜さん昇平 (VAN-HEYSAN)
  Ba 反町"YUKI"哲之(REACTION、DEVILS他)
  Dr  KoREDS(AURA、SHOWAxEROTICA)
  key 渋谷有希子(Paul Position)
  Sax MAKO
7月27日、セットリスト
1「旅の宿」
2「元気です」
3「人生を語らず」
4「外は白い雪の夜」
5「冷たい雨が降っている」
6「落陽」

★本日の画像
1)第一部、アコースティック
2)第二部、バンド
3)ラストの二曲はサックスも加わってゴージャスに。
4)リズム隊(B、反町YUKI Dr、これっず)
5)HATTALLICAのカーズさんとヒロさんが来てくれた。いつもは僕が観る側なのに今日は逆で不思議な気分。
posted by kikuni at 09:47 | 日記

2012年07月26日

7/27ライブ告知

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ひょんなことから始まった吉田拓郎カバーバンド「マサ拓Z 」(まさたくぜえーっ!!)、
7月27日(金)、以下のイベントに出演します。

『エンリケPresents "E-MODE"is BACK!』
秋葉原CLUB GOODMAN 7月27日(金)
18時半開場、19時開演
前売り2500円、当日3000円

出演
◎THE KEY PROJECT
  Dr,Vo 工藤哲也(NIGHT HAWKS)
  B,Vo  エンリケ
  G   八重樫浩(BOWWOW)
◎ 親斗
◎ READ ALOUD
◎マサ拓Z(吉田拓郎cover)
  Vo 喜国雅彦(漫画家、大島渚)
  G  志村"punky"広司(RE-ARISE / HAMEL)
  G  石坂へ〜さん昇平 (VAN-HEYSAN)
  Ba 反町"YUKI"哲之(REACTION、DEVILS他)
  Dr  KoREDS(AURA、SHOWAxEROTICA)
  key 渋谷有希子(Paul Position)
  Sax MAKO

主催のエンリケさんは、バービーボーイズの Bassだった方。
CLUB GOODMANはこちら
http://clubgoodman.com/

僕に連絡くれた方、前売り料金で入場できます。
どぞよろしく。

画像は6月23日の目黒LIVE STATION
拓郎を歌ってますが、心はもちろんメタルです。
posted by kikuni at 21:48 | 日記

2012年07月06日

このブログが本になります

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今月のライブのお知らせ

マサ拓Z(吉田拓郎cover)
7月27日(金)秋葉原CLUB GOODMAN
詳細はこちら
http://clubgoodman.com/

と昨日の日記。
http://inufun.sblo.jp/archives/20120705-1.html

どうぞよろしく。

 ※ ※ ※

新刊のゲラが束で届いた。
発売日に間に合わすためには、数日以内に赤を入れて戻さなければならない。

本当に出るのか……。

漫画家になってうん十年。
いつの間にか著作は五十冊を越え、一冊の本に一喜一憂することは少なくなった。
でも今度の本は、今までと違う意味を持っている。
初めての単行本のときよりも緊張している。
嬉しさはない。ただ身が引き締まるだけだ。

この気持ちを正しく伝えるためには、その本の「前書き」を転載するのが有効だと思う。

以下、その抜粋。

   ………………………………………………
 
 宮城県東松島市。東日本大震災の被災地の一つである。
 その地で何度か、ボランティア作業をすることになり、そのとき見たり聞いたりしたことをブログに書いた。
 仮にも僕は作家だし、それを書くのは「体験した者の役割り」だと思ったから。
 読者の方からは多くの応援や感想をいただいた。その地に縁のある方から「私の代わりにやってくれてありがとうございます」という有難い声もいただいた。
 それでブログの役割りは終えるはずであった。どこかの、誰かの、何かの、参考になることもあるだろう。そう思うことで充分だったのだ。

 そんなある日のこと。編集者から一本の電話がかかってきた。
「ボランティア日記を本にしませんか?」
「はい?」
 予想外の申し出に固まった僕の耳には、続く編集者の言葉は半分も聴こえてこない。
 本になれば、より多くの人の目に触れることになるだろう。どこかの誰かの何かの参考になるなら、その機会が増えるのはいいことだ。
 だが僕の気は進まなかった。
 日々流れて行くブログと違い、本にはテーマが必要となる(もっと軽く、色といってもいいかもしれない)。
 震災後、いくつもの関連書籍が出版された。そのそれぞれにはもちろんそれ(テーマor色)がある。
「頑張ろう日本」がある。「あの日の記録」もある。「絆」だってある。「何をなすべきか」的なものも。
 そういう本に比べて、僕の文章は僕個人によりかかりすぎていた。

 編集者はそれでもいいと言った。「キクニという色があるじゃないですか」
 それは他人から見た場合だ。僕にはその色は〈無色〉を意味する。
 色がなければ、本の体裁が決まらない。表紙もタイトルも何ひとつ……。
 試しにブログの内容を一行で表してみた。
 
 宮城県東松島市における、とある漫画家のボランティア記録。

 これで間違ってはいないはずだ。誤った単語は一つも使っていない。だが文字列としてそれを眺めた場合、どうにも座りの悪さを感じてしまうのだ。
 原因は判っている。前記の表現には、僕の気分的なもの(或いは空気感というもの)が、一切含まれていないからだ。

 編集者との打ち合わせでも話はそのことに及び、色々と話し合ってみたが、本のイメージはやっぱりさっぱり見えて来なかった。

 そんなとき、僕の口から言葉がもれた。
「仲間がいなかったら、きっとボランティアには行ってないだろうなあ」
「どういうことですか?」と編集者が訊いてきたので、正直なところを話した。

 今までにボランティアなんて一度もしたこともない。しようと思ったこともなかった。阪神淡路大震災も新潟沖地震もいつもどこか遠くの出来事だった。もちろん今回の震災もそうだ。東北に馴染みの土地はないし、近しい知り合いだって一人もいない。いつものように、いくらかの募金をすることで(僕の中では)解決する話だったのだろう。
 だけど、数年前に出来た友だちの中にそうじゃないヤツがいた。大阪在住と大阪出身の彼らは阪神淡路のときにボランティアをした経験を持っていた。彼らは今回もすぐに動いた。大阪と東京から、車に積めるだけの物資を積み、目的地も決めず、現地の様子も知らず、行けるのかどうかも判らぬまま、暴走する原発の恐怖を気にすることもなく、東北自動車道に乗った。
 たまたま始めたばかりのTwitterには現地からの彼らの声が毎日入ってきた。

 そこにはーーリアルがあった。

 ニュースは一日中報道を続けていたが、隠していることも多かった。ネットには真実が溢れていたが、それと同じぐらい嘘やデマも多かった。Twitterでも嘘か本当かどっちか判らないものが同じ速度で拡散されていた。
 そんなときに信じられたのは仲間の声だった。ここには嘘はない。だから僕はそれだけを選んでリツイート(引用して広める)した。
 そして思った。
 僕の仲間は助けを必要としている。被災地のために何かができる、なんて大それたことは思わなかったが、少なくとも彼らの手伝いにはなる。見知らぬ誰かのために動くことは難しくても、仲間のためなら動ける。そして彼らのむこうには、結果的にたくさんの人がいたのだと……。

「ハッキリした色があるじゃないですか」と編集者が言った。
 言われて気がついた。確かにそのテーマなら僕が書く意味もある(というか、僕にしか書けない)。
 本の体裁もハッキリと見えてきた。全くイメージの湧かなかったタイトルも浮かんだ。

   ………………………………………………

というわけで、この「犬ふんブログ」から、ボランティア部分を抜き出したものが本になります。



今も毎週のように東北に通っている友がいます。
震災から一年以上が経ちましたが、作業は減るどころか増えています。
また夏がきます。作業場所には冷房なんてありません。
でも彼らは笑顔を忘れず土にまみれます。

そういう仲間がたくさんいます。
そんな彼らの、ささやかな応援に、この本が役立てばいいなと願っています。

正式なタイトル、発売日などはまた後日。
本当にいいのかな? あのタイトルで……。
posted by kikuni at 10:09 | 日記

2012年07月05日

またまたバンドやります

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大変遅くなりましたが、6月23日、目黒ライブステーションに来ていただいた方々、どうもありがとうございました。

僕に「拓郎を歌いませんか」と誘ってくれたアリスユニットのみなさん、そしてLIVESTATIONの松谷さんもありがとう。
おかげで貴重な体験ができました。
と過去形になるはずが、どうやら今回のことで、僕の人生がちょっと変わってしまったようですw(後述)。

拓郎ユニットのメンバーたち、お疲れさま。
気持ちよかったですね。いい汗かきました。
打ち上げ最後まで参加したかったです。そしてYUKIさんや松谷さんとの拓郎カラオケも参加したかったです。

ライブの出来は聴いてもらった方々に判断してもらうとして、これだけは自信があります。
「あの日の会場で一番愉しかったのは、間違いなく僕だった」と。

 ※ ※ ※

ひょんなことから始まった拓郎カバーバンド。
もちろんこれで終わるはずでした。
おっさんの美しい(?)青春の1ページとして。

ところが……
今後のライブがいくつか決まってしまいました。

まず今月、7月27日にライブ出演します。
10月には二か所に出ます。その内一つは、多分ワンマンです(曲が足りません)。
そして鬼が笑う来年の6月のオファーもいただきました。

なんということでしょう。
人生、何がどうなるか判りません。

何度も演るとなるとバンド名も必要になってきます。

メンバーからメールで意見を求められたので「よしたくZ」と答えておきました。
もちろん読みは「よしたくーーぜーーーーっ!!」です。

ところが、少しの間、僕が寝落ちしている間に、他のメンバー間で「マサ拓Z」に決定していました。

「マサ」はきっと雅彦のマサでしょう。
恥ずかしいったらありません。

でも民主主義体勢をとっているバンドなので、多数決には逆らえません。

今後は(小声で)そう名乗ることにします。

ちゅうわけで、マサ拓Z 2発目の告知です、
7月27日(金)秋葉原CLUB GOODMAN
エンリケさん(元バービーボーイズ Bass)主催のイベント
"E-MODE"is BACK! に出演します。
詳細はこちら
http://clubgoodman.com/

エンリケさんのバンド THE KEY PROJECTは、Dr,Vo;工藤哲也(NIGHTt HAWKS)/G;八重樫浩(BOWWOW)] という強烈なメンバー。

なぜ僕がそんな人たちと同じステージに?
という疑問はあるでしょう。
だって僕自身がそうなんですから。

理由は
うちのベース(&バンマス)である反町YUKIさんが、個人で受けた依頼をマサ拓Zで返してしまったから、です。

若い頃ならビビって断っていたでしょう。
でも50歳をとうに越えた今は怖いものはありません。
恥も後悔も抱える時間はあとわずか。
遊びの食い逃げをするだけです。

というわけで、7月27日をよろしくお願いします。

そうそう共演の READ ALOUD のリーダーは桑田祐宜さん。
はい、名前でお判りですね。あの有名ミュージシャン二人を親に持つミュージシャンです。
ううむ、興味津々。
posted by kikuni at 11:29 | 日記

2012年06月23日

バンドやろうぜ。やるぜ今日。

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本日です。
6月23日(土)目黒LIVE STATION
「目黒川フォークジャンボリー 交遊会」
6時会場、6時半開演。
前売り2500円、当日3000円

■アリスユニット
Vo:ANTON (AXBITES)
Vo:NOISY (DUSTAR-3 / 処刑羅威堕亞)
Vo:KOZO (処刑羅威堕亞)
Gt:渡辺"NABE"恭章 (AXBITES / ex.STRUSH)
Gt:豹 (ZERO)
Ba:松井"TSUI"亮介 (AXBITES)
Key:佐々木健太 (JV)
Dr:マウント藤野 (VIGILANTE)

■かぐや姫ユニット
Vo:福田ダーフク (漢企画)
Vo:YAMATO (LIGHT HEART THINKING)
Gt:斉藤知弘 (倭)

■名曲ユニット
Vo:MARU (処刑羅威堕亞)
Gt:SUSSY (INO HEAD PARK)
Ba:NOISY (DUSTAR-3 / 処刑羅威堕亞)
Dr:KOZO (処刑羅威堕亞)

ゲスト
■吉田拓郎ユニット
Vo:喜国雅彦 (漫画家 / 大島渚)
Gt:石坂へ〜さん昇平 (VAN-HEYSAN)
Gt:志村punky広司 (RE-ARISE / HAMEL)
Ba:反町YUKI哲之 (REACTION / DEVILS / HAMEL 他)
Dr:KoREDS (AURA / 昭和×エロチカ)
Key:森藤晶司(月比古、HAMEL、他)
Sax:MAKO

詳細はLIVE STATIONのサイトで
http://www.livestation.co.jp/

僕らは三番目の出番なので、8時を過ぎてからの出演となります。
仕事がおしちゃった人もぜひどうぞ!


ところで、前回挨拶を交わしておきながら気づかなかった。
アリスユニットのNOISYって、
元SEX MACHINEGUNSじゃないですかあ。
また笑わしてもらおう。

ということで昨日の夜は最後のリハ。
ゲネプロってやつ?
初めてキーボードとサックスが合流。
愉しいわあ。
途中で何度もいきそうになったもの。

おかげでね、
愉しみすぎて、あとが大変。

こんな時間なのにまだ机に向かってます。
『全県ラン』のネームの直し。
寝ないといけないのに。
お肌のために……。
posted by kikuni at 03:24 | 日記

2012年06月20日

バンドやろうぜ(その3)リハ!

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バンドやります。
いよいよ、今週土曜日です。

6月23日(土)目黒LIVE STATION
「目黒川フォークジャンボリー 交遊会」
に吉田拓郎トリビュートバンドで出演します。
前回の告知からキーボードが増えて、更に豪華になりました。

Vo:喜国雅彦 (漫画家 / 大島渚)
Gt:石坂へ〜さん昇平 (VAN-HEYSAN)
Gt:志村punky広司 (RE-ARISE / HAMEL)
Ba:反町YUKI哲之 (REACTION / DEVILS / HAMEL 他)
Dr:KoREDS (AURA / 昭和×エロチカ)
key:森藤晶司(月比古、HAMEL、他)

詳細はLIVE STATIONのサイトで
http://www.livestation.co.jp/

どうかよろしく。
キクニに連絡くれた人は前売り料金で入れます。
………………………………………………

ということでバンドやろうぜ(その3)。
リハの日をむかえ、緊張してのスタジオ入りとなった。

スタジオなんて本当に久しぶりだ。
マイクをどこに繋いでいいのかも判らない。
でもこういうとき年長は楽だ。
「これっず、お願い」の一言ですませられるから。

シールド(コード)だって触らない。
あれって、普通に巻いちゃダメだって知ってた?
トーシローがやると絶対にねじれて痛んでしまうから、手首を返して八の字を書くようにして巻くのが正しいのだ。
でも「大島渚」時代には、その技をマスターをすることができず、いつも年下の定員さんに怒られたりしていた。
でも今は年長者だからね。
「これっず、これもお願い」の一言ですませちゃうのだ。

とまあ、そんなこんなで顔合わせとなったのだが、挨拶もそこそこにYUKIさんに問われた。
「みんな7月27日は身体あいてる?」
「ええと、今のところは大丈夫だけど……なに?」
「じゃその日ライブね。このメンバーで。ええと場所は秋葉原」

え?
「ええええええ!?」

まだ一回も音合わせもしてないのに、次のライブぅ!?
いや、みんなはいいでしょう。ミュージシャンなんだから。
でも、まだ誰も僕の歌を聴いてないじゃん。
今から練習して「あ、こらアカンわ」となるかもしれないじゃん。なのに、決めちゃっていいの!?
ねえ、いいの?

それには誰も答えず、それぞれの楽器のセッティングに忙しい。なぜなら、スタジオはまさしく「時は金なり」だから。

練習は愉しかった。
最初こそキンチョーしたが、これっずの「ドン」というバスドラを聴いた瞬間に身体が震え、わくわくが不安を吹っ飛ばしてくれた。
やっぱ、音楽はーーでかい音はいい!!

一曲終わるごとに打合せとなる。
僕以外のメンバーは、音を合わせなければいけないので「ああだこうだ」となるのだが、これが見ていて実に愉しい。

バンマスのYUKIさんを中心に音での会話が始まる。

「これっず、最後のきっかけのとこ、判りやすい音を入れて」
「こうですか?」ドタタドタタドタタドタタ
「うん、それでいい。で、パンちゃん最後はリットね」
「こうね」チュインチュイ〜ンチュイ〜〜〜ン。
「オーケー、で、へーさん、最初んとこは裏で刻んで」
「こうっすね」ンザク、ンザク、ンザク、ンザク
「で、キクニさん、歌い方が二拍三連になるとこがあるんで注意して」
「オーライ、了解。んで……二拍三連てなに?」


練習も進み、僕は希望を一つ言った。
「最後の曲は大声で歌いたいから、キーを上げてもいい?」
「いいよ。じゃちょっと待ってて」
と譜面にむかうメンバー。

言うだけの僕は簡単だが、バンドは大変だ。
ボタン一つでキーが上り下がりするカラオケと違って、バンドは一からやり直しとなる。

歌う。
「まだ上げても大丈夫そうですね。もう一つ行きましょう」とYUKIさん。
なんか愉しい。試験を受けているみたいで。

歌う。
「まだ行けそうですね」
歌う。
「もう一つ行ってみましょう」

最終的に四つ上がった。
「いいの? そんなことして。いや、僕は気持ち良く歌えるけど」
「いいよ。でもアレンジは変えなきゃいけない。だって低音がなくなっちゃったから」

笑い声が聞こえたので横を見たらへーさんが自分のギターを指差していた。
見ると彼のアコギの8フレットにカポがついていた。

あちゃー、そんなことになっちゃいますか。
「ゴメンね、カッコ悪くして」と謝る。
「いえ、思い出になります」

笑ってるうちにリハは終了となった。

「じゃあ、7月27日の秋葉原は『拓郎ユニット』ではなく、バンド名で出場しよう。みんな名前考えといて」とYUKIさん。

僕の歌は「合格」……でいいんだね?
とりあえず、一安心。

ということで、今週の土曜日。
驚きの8カポの目撃者になれ!
じゃなくて、
一緒に拓郎を歌いましょう!


★本日の画像
1)メンバーショット。
左からへ〜さん、YUKI、キクニ、KoREDS、Punky(後列)。キーボードの森藤さんはゲネプロだけでオッケーらしいので、この日はいない。
2)リハ中。二人のメンバーが「リング」の呪いのビデオに感染している。
posted by kikuni at 13:50 | 日記

2012年06月12日

バンドやろうぜ(その2)

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バンドやります。

6月23日(土)目黒LIVE STATION
「目黒川フォークジャンボリー 交遊会」
に吉田拓郎トリビュートバンドで出演します。
http://www.livestation.co.jp/

………………………………………………

ということで本日は、バンド結成の経緯の続き。

前回までのあらすじ。
ひょんな成り行きから、吉田拓郎バンドを組むことになった僕。
AURAのKoREDS(これっず)がドラムに決まり、次はベースを探すことになった……。


志村喬(僕だ僕)が狙った三人目の侍の名は……
YUKIーー反町”YUKI”哲之
あのREACTIONのベーシストだ。
DEVILSのベーシストでもあるし、
現在は HAMEL というCAMELのトリビュートバンドもやっている。

連絡先などは知らない。
二十年以上前、ジャパニーズ・ロックが全盛の頃は、ZIGGYのLIVEの打ち上げの席などで、ときどき顔を合わせる程度の知り合いだ。
それが、昨年行われた44MAGNUMのポールのイベントで再会。お互いが宮城県でボランティア活動していることを知り、プチ盛り上がりをしたのである。

奇遇というのは続くもので、この拓郎話があったあと、またポールのイベントがあり、出演していたYUKIさんと打ち上げの席で会えたのであった。

宴もたけなわ、酒がだいぶん入った頃、彼の隣に座り、おそるおそる切り出した。
「あの、拓郎って好き?」
「ああー!? 拓郎だとー!?」
すぐに「すんません!」と謝ろうとしたら、続きはこうだった。
「悪いけど、俺に拓郎語らせたらうるさいよー」

ええっ、まさか、好きなの!?

「あの……僕が歌うんでベース弾いてくれませんか?」
「キクニさんが歌う!? 拓郎を!?」
すんません、ごめんなさい。

「いいじゃない。やりましょう。やろうじゃないですか!!」
えっ、マジで!? いいの?

「他のメンバーは?」
「ドラムがKoREDS、あとはまだ。で、どうせならバンマスもやってもらえたら嬉しいと」
「バンマス? いいよ。だったら俺のやりやすい連中集めていい?」
もちろんでんがな。まかせますがな。
「志村喬の役は譲ります。僕は加東大介の役でいいですから。いや、三船敏郎が気楽でいいかな」
「何のことですか?」
いや、こっちの話。

ということでYUKIさんに丸投げして決まった二人のギターは以下。

志村punky広司
石坂へ〜さん昇平

Punkyさんは、かつて「東京XーRay」でリードギタリストだった人。
この秋「RE-ARISE」というグループでのメジャーデビューも決まっている。
http://sound.jp/rearise/
YUKIさんとはHAMELをやっている仲間だ。

へ〜さんはVAN-HEYSANというバンドをやっている。名前からも判るとおりVAN HALENのトリビュートバンドだ。
まだ観たことはないけど、VAN HALENのトリビュートなんだから上手いに決まってる。
しかも……VAN-HEYSANって……
MAD大内さんがドラムやってるバンド!?

うーわ。
何だかすごいことになってきた。
おら、知ーらないっと。

YUKIさんに問われた。
いや同じメンバーだから「さん付け」はおかしいか。
ここからはYUKIだ。

YUKIに問われた。

「キクニさんもギター弾く?」
弾くわけないやん! こんなメンツの前で!

「ハープは!?」
吹くわけないやん、以下同文! 

「ボーカルは?」
歌うわけないやん、

あれ?

どうする、どうなる、
ボーカルだけが「ど素人」のこのバンド。
「その3、血煙リハーサル篇」を待て!!


てなわけで、興味のある方は6月23日、目黒に来たれ!

★本日の画像
1)YUKIと契りを交わした夜。
2)88年頃のYUKI(一番右)。今の方が髪の毛長いw
posted by kikuni at 14:10 | 日記

2012年06月07日

キクニ、拓郎を歌う!?

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昨日も書きましたがイベントに出演します。
6月23日(土)目黒LIVE STATION
「目黒川フォークジャンボリー 交遊会」
http://www.livestation.co.jp/



目黒川フォークジャンボリー。
聞き覚えのある方もいるだろう。

昨年の12月に、第一回が開催された、日本のフォークソングのカバーイベントだ。

その吉田拓郎ユニットで一曲だけゲストボーカルで参加させてもらったことはここに書いた。
http://inufun.sblo.jp/archives/20111224-1.html

そのときアリスユニットを組んでいたのは、メタル系の若手バンド三つの集合体。このときのアリスが大いに受けたため、一度で終わらせるのは勿体ないと再結集、彼ら主体でイベントが開催されることになったのだが……


なんと、僕にも再度、声がかかかったのである。
「今度はフルボーカルで拓郎ユニットをやりませんか?」と。
電話の相手は、第一回で拓郎を歌ったLIVE STATION店長の松谷さんだ。

「メンバーは好きに選んでもらっていいですから」
え、僕がメンバーを選ぶ?

「ちょうどこの話があったとき、KoREDS(これっず)がいたから、彼に『ドラムやる』って訊いたら『喜んで』ってことだったから、ドラムは決まってますが」

KoREDSーーAURAのドラム。
http://www.aura-station.com/index.html
そして今ではそれと平行して 昭和×エロチカ なるユニットも組んでいる。
http://profile.ameba.jp/showa-erotica/

かつて紫色の髪の毛をしていた彼と、僕はイカ天仲間である(もう二十年以上前の話なので通じない方もいるかもしれない。かつてそういうTV番組があり、僕もみうらじゅんさんと「大島渚」というバンドを組んで出たことがあるのだ)。

いつもは引っ込み思案。石橋を叩いて渡る僕が『メンバーを好きに選んでいい』のひとことで、即返となった。
「やります。やらせてください!」
KoREDSにメールするとすぐに返事が返ってきた。
「キクニさん覚えてませんか? 当時プリプリの話で盛り上がって、キクニさんベースで、僕がドラムでプリプリのコピーバンドやりましょうと約束したのを」

もちろん……
覚えているわけなどない。

コピーバンドがやれる腕なんて当時も今も僕にはない。ただの外交辞令だったのだろう。
それを真に受けるKoREDSって。
でも僕は大人なので、正直に白状するはずもない。

「そうだね。あのときの約束がやっと果たせるんだ。僕はベースではなく、ボーカルに変わったけれど」

「あとのメンバーはどうします? 僕の知り合いに声をかけますか?」
「いや、ちょっと待ってくれ。とりあえず、ベースは声をかけたい人がいる。バンマスもその人に頼みたい。その返事を待ってからだ」

そのときの僕のワクワクが判るだろうか。
気分はすっかり志村喬だ。
そう、黒澤映画「七人の侍」のリーダー。
或いはアメリカ映画「荒野の七人」のユル・ブリンナー。
悪党と闘う三人目の仲間を……じゃなくて、一緒にバンドをやる仲間を求めて、これから旅に出るのである。

狙うはあの人。
はたして!?
ーーーー続く!

って、書いたけど、LIVE STATIONの告知を見たら判っちゃうんだけどね(笑)。
アリスユニットのブログにもあるしね。
http://ameblo.jp/kozo4612/entry-11257430279.html

クリックした方も見なかったことにして、さあ期待して待ってくれい!!
posted by kikuni at 19:49 | 日記

2012年06月06日

かののこと

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約一ヶ月のぶりのブログです。
書きたいことはたくさん溜まってます。
でも、まずこれを書かねばなりません。

6月1日、愛犬かの子が天にいってしまいました。

詳細は由香ちゃんのブログをお読みください。
http://kunikikuni.exblog.jp/d2012-06-03/

Twitterなどで、追悼や励ましのコメントをおよせくださった方々、どうもありがとうございました。

悲しみを薄めていただきましたし、勇気もいただきました。
当のかのは……
ちょっととまどっているかもしれません。
そういうヤツでした。

とにかく賢いヤツでした。
いつも人がしゃべってることをじっと聞いていました。
だから教えていない言葉をいくつも理解していました。

「ドッグベッドにコロコロかけるからちょっとどいて」というと、スッとどきます。
別のベッドに行こうとするので「そっちもやるからソファーに行って」というと、ソファーに行きます。

玄関先で「散歩に行くから、くりを呼んできて」というと、くりが寝ているところまで小走りに行き、鼻先でツンツンして起こしたりもします。

海外旅行などで長期預けていたときは、迎えに行くと怒ってます。
家に帰ってもずっと背中を向けて、呼ぶとわざと逆の方に顔をむけます。
で、夜中に突然、怒りが解けると、突進して頭突きをしてきます。

なでられる場所に神経質で、ちょっとでも気に入らないと「イヤ」という顔をします。
でも体調が悪いときは大人しくなでられているので、病院ではそれを判断材料にもしていました。
「あ、あの顔をしたから、ちょっと治ってきたのかも」
「ずっとなでさせてくれてるから、まだまだだなあ」

散歩中にどんぐりを拾うのが好きでした。
食べるでもなく、かじるでもなく、ただ口の中で転がしているのが好きでした。
どんぐりはどれでもいいワケではなく、いつも念入りに選んでいました。
口の中でしばらく転がしたあと「やっぱりこっち」と、さっき捨てたのを拾いに戻ったりもします。
くわえたどんぐりは玄関先でポロッと出します。
するとそれにはもう興味がありません。
林が多かった散歩コースですが、年々宅地開発が進み、あちこちにあったどんぐりの木が、毎年切り倒され、昨年とうとう最後の一本がなくなってしまいました。
その場所にくると、どんぐりを探すかののため、ポケットに入れておいた古いどんぐりを、そっと落としてやることもありました。

玄関脇の花壇にはどんぐりの木が生えています。
かのが運んだ実が根付いたものです。
その木の根元に、かのの骨を少し埋めてやりました。
我が家で一番日当りが良い場所です。

  ※ ※ ※

さて、かのの思い出はここまで。
かのはいなくなりましたが、新たな犬がまた現れます。
その犬がパワーをもたらしてくれると思います。
「可愛いから」だけではありません。
「世話で忙しくなる」からです。

くりかので経験がありますが、しばらくは休まる暇がないでしょう。
なわけで、ニューフェイスが現れる9日までに、出かける用事を一つでも多くすませておこうとしている現在です。

取りあえずはバンドの練習です。
6月23日(土)目黒ライブステーションに出演します。
そのことはまた明日。

★本日の画像
お見舞いに行ったとき散歩の途中で。
かのは無駄なキスは一切しません。
すべきときか、そうでないときか考えてからします。
このときは、一回だけしてくれました。
posted by kikuni at 15:32 | 日記

2012年05月08日

チャリティ結果報告

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コミティアでチャリティ企画として『色即ぜねれいしょん』の原画販売&サイン会をさせていただきました。
本当なら詳しく書きたいところですが、
仕事の切れ目がこないので、とりあえず結果だけご報告します。

買っていただいた原画は202枚。
売り上げの総額は38万2千円になりました。
もちろん、すべて震災支援に使わせていただきます。

支援金は、自分の手で被災地の役所に持って行くつもりです。
本当なら一日でも早く持って行きたいところですが、どうせならそのときにボランティアもやりたいし、ならばちょっとまとまった時間が必要だし……
ということで、残念ですがしばらく動けません。
もう少しだけお待ちください。

結果は必ず、ここで発表しますから。


以下、お礼です。
お買い上げいただいた方、ありがとうございました。
みなさんからお預かりしたもの、必ずお届けします。

場を提供してくださったコミティア主催の中村公彦様、ありがとうございました。
この売り上げは、コミティアの100回という長い歴史におんぶさせていただいたものです。

当日手伝っていただいた秋田書店S様、読者代表K様、アシスタントのN川君、みんなどうもありがとう。誰か一人欠けても成立しないギリギリのチームワークでした。

みうらじゅんさんがいなければ、悲惨な売上金額になっていたことでしょう。参加してくれると云ってくれた瞬間から、イベントの成功が約束されました。ほんまにありがとう。

そして由香ちゃんもありがとう。
同人誌即売会のベテランがいなければ、企画のアイデアすら浮かびませんでした。
今度、あの店で美味しいカレーを食べようね。


★本日の画像
1)大島渚コンビ再び。
2)嬉しいことに行列が。
3)サインを描くみうらさん。
  原画それぞれに、台湾版コミックスの当該ページをオマケに。
4)見本の縮小コピー。売れたページには×印。
posted by kikuni at 21:37 | 日記