2012年11月24日

年末に石巻でライブやります!

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遅くなりましたが(ほんまに遅すぎですが)、
10月21日、PAUL and YUKI PRESENTS『NOTHIN' BUT TROUBLE』に来てくれた方、どうもありがとうございました。
バンドやってていつも思うことですが、ライブはほんまに愉しいです。

んで、このイベントですが、なんと年末に、
宮城県の石巻でもやることになりました!!

出演バンドは目黒と少し違いますが
「マサ拓Z」は今回も「マサ拓Z+」としてゲストボーカルにPAUL。

何曲か一緒に歌ってもらいます。

でもってトリのセッションバンドのボーカルは、元ブリザードの下村成二郎さん(爆撃王)!!

ユキ、ポールに続いてセイジロウっすよ。
ジャパメタファンの僕のためのイベントかとw。
これはもう、ちょっと遅めのクリスマスプレゼント、または早すぎるお年玉ww

でも同じ気持ちのファンは多いはず。

ちゅうこって、年末の忙しい時ですが、さらに忙しくなりたい人はぜひどうぞ。

PAUL and YUKI PRESENTS『NOTHIN' BUT TROUBLE in 石巻』
「 石巻 La Strada」http://bit.ly/ijbKKw
12月28日(金)
開場 18:00 / 開演 18:30

前売・予約 ¥3,500

当日 ¥4,000 (ドリンク別)

出演
「マサ拓Z+」

「PAUL POSITION」

「TOTO SESSION」

「マサ拓Z+」
V 喜国雅彦(Vo/漫画家,大島渚)
V PAUL(44MAGNUM,PAUL POSITION)
G 志村punky広司(RE-ARISE)
G 石坂へ〜さん昇平(VAN-HEYSAN)
B 反町YUKI哲之(REACTION,DEVILS,LEGACY OF THE SOUL,HAMEL)
Key 渋谷有希子(PAUL POSITION,LADY ANGEL107)
Sax mako♪
Ds KoREDS(AURA,昭和×エロチカ)

「PAUL POSITION」
V PAUL
G ケンタロウ(VAN-HEYSAN)
B 渋谷有希子
Key MAMI
Ds A-ya

「TOTO SESSION」
V 下村成二郎(ex,BLIZZARD,爆撃王)
V 石坂へ〜さん昇平(マサ拓Z)
G 吉永GOKI訓春(ex,MARINO,SEXUAL,LEGACY OF THE SOUL)
B 反町YUKI哲之(マサ拓Z)
Key 渋谷有希子(PAUL POSITION)
Ds A-ya(PAUL POSITION)

★本日の画像
こちらは目黒で行われた『NOTHIN' BUT TROUBLE 』

1)歌ってます
2)「マサ拓Z」です。
3)PAULとディオケン(RE-ARISE)と一緒に、
アンコールの「KILL THE KING」を歌う。
4)PAULに肩を抱かれ、恍惚顔のわたし。
5)PAULとYUKIの2ショットに横入り
6)遊びに来てくれた大山君(Shammon、exZIGGY)と。
posted by kikuni at 11:01 | 日記

2012年10月20日

21日は目黒でライブ

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これに出ます。よろしく。
◎PAUL and YUKI PRESENTS
 『NOTHIN' BUT TROUBLE』
◎目黒LIVE STATION
◎10月21日(日)18時開場、18時半開演
◎出演
『HAMEL』
『マサ拓Z+』
『PAUL POSITION』
『SPECIAL SESSION』+DIOKEN、吉永GOKI訓春

詳細はこちら
http://www.livestation.co.jp/live-st/main_flame.html

……………………………………………………………………………
 
ということで、先日バンドの練習が行われました。
4バンドのうち、およそ3バンドが集まる合同練習。
いわゆる「リハ」というヤツです。

ライブ当日、本番前のリハを除いては、これが唯一のリハ。
気合いも入ろうってもんです。

プロの人ってすごいと思います。
初めてやる曲も、こんな感じで、一回とか二回合わせるだけなんやから。
ちうか、下手したら「リハなし」なんて場合もあるそうです。

各自、家で自分のパートを覚えてきて、当日に曲の構成を確かめて、んで本番一発勝負。

それに比べて、かつての大島渚です。
『カリフォルニアの青いバカ』という、みうらじゅんさん作詞作曲のこの1曲を、はたして何十時間練習したことでしょう。
最終的にはアルバム二枚分のレパートリーを持った大島渚ですが、『カリバカ』ほど練習した曲はありません。
もちろんそれはそれで、とても愉しい時間でした。
喩えれば、そう……
「覚えたての猿」というヤツでしょうか。


で、その一回きりのリハに出かけていきました。
場所は目黒のライブハウス「鹿鳴館」。

そう、ここで21日のライブが行われ……
ないんだなあ。ないんです。


そうです、ライブが行われるのは目黒の「LIVE STATION」。

なんと目黒「LIVE STATION」のリハを目黒の「鹿鳴館」でやろうというのです。

はい、その二つ、姉妹店でもなんでもありません。
正真正銘の、ライバル店です。

なのに、そんなことをやってしまったのです。
判りやすく言えば、講談社の机を借りて、小学館の原稿を描くようなものです。

確かに便利です。
大人数のリハ。町のスタジオでは面倒だし、
お得意さんを差し置いて、連続して時間を取るのも面倒でしょう。

「そんなことありなの?」ウチのバンマス、YUKIに訊いてみました。
音楽業界では普通なことなのかと思って。

「いや、ないね」とYUKIは笑います。
「でもね、俺とPAULが頼んだら、社長も仕方ないと言うしかないよなあ。だって鹿鳴館にはPAとかもプレゼントしたし」

いやあ、ロックやわ。これぞROCK!! 
よう判らんけど。


てなわけで「鹿鳴館」。
しかも今日は合同リハゆえに、「マサ拓Z」に特別出演するPAULもやってくるのです。

もうワクワクですよ。
PAULと一緒にあれとこれを歌うのですから。

嬉しさのあまり、ドラマーの大山正篤くん(元ZIGGY 現Shammon)にまで声をかけちゃいました。
「やあやあ20年ぶりに会わない? うん鹿鳴館。いや違う、ライブ本番はライステさ」
大山くんも笑う「困ったロックおやじたちだなあ」

大山くんは現れた。
握手してハグもした。


でも……


PAULは現れなかった。

体調不良。
ご存じの方もいるでしょうが、PAULはもうずいぶん前から、ちょっとやっかいな病気と戦っているのです。

少し残念に感じましたが、愉しみが先に延びたというものです。

さてさて、僕もみんなのように、自宅練習をしなければなりません。
でもでもでもでも……
本業が全然終わらなーーーーい!

★本日の画像
鹿鳴館で練習。でもくれぐれもライブはLIVE STATION
posted by kikuni at 22:08 | 日記

2012年10月10日

PAULとYUKIと

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ひょんなことから始まったライブ活動「その3」のお知らせです。

吉田拓郎トリビュートバンド「マサ拓Z」。
何度も言うけど、一回で終わるはずでした。
でもメンバーにREACTIONのYUKIさんがいたおかげで、話は違う展開をみせました。

このブログを見てくれている方はご存じのとおり、
第二夜がありました。

二度目のステージは、元バービーボーイズのエンリケさんのバンド「THE KEY PROJECT」、
桑田佳祐さんの長男である桑田祐宜さんのバンド「READ ALOUD 」、
なんてすごい方と同じイベントに出演させてもらいました。

ええ、興奮しましたよ。
もうね、若い頃なら勘違いして「これからは音楽で食っていく!」
なんて宣言して、漫画の道具を全部捨ててしまったかもしれません。

でも幸いにもそんな無鉄砲な年齢ではありません。
「最後に良い夢みさせてもらった」
そんな感じで、過日を静かにはんすうする日々でした。



でもね、
YUKIは許してくれません。
「マサ拓Z」の第三夜も決めちゃったのです。

イベントタイトルは『Nothin' but Trouble』
主催はウチのYUKIとあのPAUL。

「あのPAUL」と聞いて「どのPAUL?」なんていう人はいないでしょう。
少なくとも、僕のブログを読んでくれている方の中には。

そうです、ジャパメタのビッグバンド、
あの「44MAGNUM」のPAULです!!

この二人はこれまで定期的に
「Play Da' 魂!」(PAUL)、「東京ゆき祭り」(YUKI)
というイベントを行ってきたのですが、
酔った勢いで「次は一緒にやるべ」ということになったらしいのです。

それだけですごいことです。
なのに、その大切なイベントの出演バンドの一つとして、
YUKIは「マサ拓Z」を選んでくれちゃったのです。

うおーうおーうおー。

「Play Da' 魂!」も「東京ゆき祭り」も今まで僕は客席にいたんだよ。
それが今度はステージに立つなんて!

しかも、僕の横にはPAULも立つらしいんです。
僕と一緒に歌うらしいんです。

何曲歌うのか知りません。
拓郎じゃない可能性もあると聞きました。
全部、他人事のようですが、
自分でも愉しみなので、あえてYUKIに確認しないでいるのです。

確認しなくてもリハのときに判っちゃいます。
そしたらきっとイッちゃいます。
何度もイッちゃって、イキすぎちゃって、
ライブ当日はカラッカラッのミイラになっているかもしれません。

そうなったら客席にいます。
うん、その方がいいな。
だって……演るより観ていたいもの、そのバンド。

ちゅうことで「マサ拓Z」は新メンバーPAULを加えて「マサ拓Z+」になります。
どぞよろしく。
でもって、四つめのバンドってなんだろ?
わくわくわく。


◎PAUL and YUKI PRESENTS
 『NOTHIN' BUT TROUBLE』
◎目黒LIVE STATION
◎10月21日(日)18時開場、18時半開演
 http://www.livestation.co.jp/live-st/main_flame.html
◎出演
『HAMEL』
Gt:志村"punchy"広司 (RE-ARISE)
Ba:反町"YUKI"哲之 (REACTION,DEVILS,LEGACY OF THE SOUL)
Dr:TOBBY (LEGACY OF THE SOUL, 邪眼, ex,AUTO-MOD)
Flt:PAL (夜長オーケストラ)
Sax:mako♪ (遊女)
support Key:杏奈 (ハニーフラッシュ)

『マサ拓Z+』
Vo:喜国雅彦 (漫画家、大島渚)
Vo:PAUL (44MAGNUM,PAUL POSITION)
Gt:志村"punky"広司 (RE-ARISE)
Gt:石坂"へ〜さん"昇平 (VAN-HEYSAN)
Ba:反町"YUKI"哲之 (REACTION,DEVILS,LEGACY OF THE SOUL)
Dr:KoREDS (AURA,昭和×エロチカ)
Sax:mako♪
support Key:渋谷有希子 (PAUL POSITION、LADY ANGEL 107)

『PAUL POSITION』
Vo:PAUL (44MAGNUM)
Gt:Charlie (梵天、ちゃぶだい)
Gt:HIROKAZ (今井芳継Project、THC、ex Resistance)
Ba:YuKKo (渋谷有希子、from LADY ANGEL 107)
Dr:A-ya
Key:MAMI

『SPECIAL SESSION』
追加参加ゲスト可能性有り!!

★本日の画像
「Play Da' 魂!」の公式サイトから拾ってきたPAUL。
もちろん無許可。でも怒られないよね?
だって同じバンドのメンバーなんだもん。
posted by kikuni at 11:25 | 日記

2012年09月20日

支援金お届け完了!

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この三連休、スピリッツ誌で連載中の『全県ラン』の取材のため、宮城県を走って来ました。
テーマは「あの日に途切れた線路」
コースは
15日(土)、仙石線(松島海岸〜矢本)
17日(月)、仙石線(矢本〜石巻)と石巻線(石巻〜女川)です。

二日に分けたのは、距離がフルマラソン以上あったためです。
再開を待つ区画もあれば、違うルートの敷き直しが検討されている区画もあり、感慨深いランになりました。


どうせ宮城に行くならということで、間の16日(日)は、東松島市のいつもの場所で、いつもの仲間とでボランティア作業をしました。

というわけで、ランとボラの濃ゆい三日間だったのですが、
今回の宮城行にはもう一つ大きな目的がありました。

それは
「支援金を届ける」です。


この五月、コミティア100会場にて、
震災支援チャリティ企画として「みうらじゅん&喜国雅彦『色即ぜねれいしょん』原画販売&サイン会」を行わせていただきました。
このとき皆様から預かった支援金は38万円2千円にもなりました。

有名なところへの振込ではなく、
なるだけ市民に近いところで活動している団体にと考えていたので、行き先については悩みました。

そんなときボランティア仲間から
「学校図書室支援プロジェクト」
https://sites.google.com/site/tosyo311/
を教えてもらいました。
学校図書館のために使われる。
いいじゃないですか、物書きとしても本望です。

そして僕の『シンヂ、僕はどこに行ったらええんや』の出版記念トークイベントを企画してくれた杉江松恋さんからは
「東日本大震災圏域創生NPOセンター」
を紹介していただきました。
ここは仮設暮しの子どもたちが、放課後に集まれる場所と時間を提供してるところです。
 ※公式サイト( http://www.kenso-net.com/ )工事中。
 名称で検索していただけると活動は引っかかります。
 〒986−0873 石巻市山下町2−2−48 太陽ビル1号館2階
 電話&Fax:0225−22−4804 


二つとも仲間からの提案だったのですが、神の選んだ場所かと思いました。
なぜなら両者とも、今回のランのコース上に、ドンピシャで含まれていたからです。
こういう嬉しい偶然、ボラをしてから何度経験したことでしょう。


心配なのはただ一つです。
この大切なお金、僕がランをする間に預かるのは、ポカの多い担当M山だということ……。


でもさすがに大丈夫でした。
ガッツリ抱えていてくれました。
そして……
ようやく、このご報告ができます。

皆様からお預かりした支援金、以下にお届けしました。
学校図書室支援プロジェクト(12万2千円)
東日本大震災圏域創生NPOセンター(26万円)

どうもありがとうございました。

やっと、肩が軽くなりました。


宮城ランとボラの報告は『全県ラン』にて!

★本日の画像
1)学校図書室支援プロジェクトの川村 隆弘さん
2)東日本大震災圏域創生NPOセンターの太田美智子さんと高橋信行さん
posted by kikuni at 16:42 | 日記

2012年09月04日

緊急決定「ザ・オマケ」

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本日、「シンヂ」発刊記念トークイベントです。
来て下さる方、どうぞよろしくお願いします。

詳細はこちら
http://www.go-livewire.com/#117

さて……

これが決まってからずっと思っていました。
かねてより有料イベントはハードルが高いなあと。
芸人さんではないので、料金に見合う話術なんてもってないぞ……と。

そして、気づきました。
もし、今日会場で本を買ってくれる人がいたとしたら、その方は入場料に加えて、その分も支払わなければならないのだと。

それだけあったら『プロメテウス』と『るろうに剣心』観られるじゃん。
もしくは『アベンジャーズ』と『こびと劇場2』観られるじゃん。

もう頭クラクラです。

そこで、今朝起きて考えました。
何かちょっとでも僕の気が楽になる方法はないかと。
「すげえ面白い話をしなきゃ」というプレッシャーから解放される良い方法はと。

そういうことは先日の「ダイナマイト関西vsギャグ漫画家大喜利バトル」で、思わなければいけなかったのに、あっちでは「つまらなくてもそれは味」と居直ることができました(だって他におもしろい芸人さんや漫画家さんが山ほど出演していましたし)。

で見つけました。楽になる方法を。

漫画の原画プレゼントです。

今年の五月に、震災の義援金チャリティーのために、コミティアで販売させてもらった『色即ぜねれいしょん』の原画がまだ残っているので、それを配布させてもらいます(※)。
本日のトーク会場ではNPO「石巻寺子屋」の活動資金となるミサンガの販売もあるそうなので、一つに一枚、そのオマケにもつけさせてもらいます。

ということで、お店と主催者の杉江松恋さんに連絡です。
勝手に決めました。
すみません。
もし、ここを見ないまま会場入りしたら
「聞いとらん!」と、現場がちょっとアタフタするかもしれません。
でも良いんです。
少なくともこれで、僕の気は楽になったのですから。

応援ミサンガの詳細はこちら
http://tinyurl.com/cu9onj4

思わず読んでみたくなる、杉江さんによるナイスな「シンヂ」書評はこちら
http://tinyurl.com/8rcw8ke

(※)現地の方に「手渡しします」と宣言していた寄付金ですが、
チャリティイベント以後、被災地への再訪が家庭の事情でのびのびになっていました。
でもようやく再来週にその機会がもてそうです。報告はいましばらくお待ちください。

★本日の画像
配布予定の原画。お姉さんの出ているページもあります。
posted by kikuni at 09:15 | 日記

2012年08月28日

トーク・イベントやります

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書評家&ライターの杉江松恋さんがホストでやっているトーク・イベントのゲストに指名いただきました。
新刊『シンヂ、僕はどこに行ったらええんや』についてしゃべります。
詳細はこちら。

http://www.go-livewire.com/#117

有料なので、ちょっとビビってますが、お暇な方、どうぞよろしくお願いします。
当日、本の販売もあります。もちろんサインも書かせていただきます。

  ※  ※  ※

さて、その決定を聞いたあとの、土曜日の朝のこと。
Twitterを見てビックリする。
なんと、トークのホストである杉江さんが、石巻からツイートをしていたのだ。

「え、どういうこと!?」
前日、金曜日は一日ネームを描いていたので、TLを少しも見ておらず、
杉江さんがどうしてそこにいるのか、事情がさっぱり判らない。

慌てて発言をさかのぼってみると、どうやら金曜日から一泊二日で宮城県に取材に来ているらしい。
しかも、この日の朝は、東松島市の野蒜(のびる)ーー僕がボランティア活動をしている場所ーーにもいたではないか。

まさか……僕と対談があるから、本で描かれている現場を取材に行った?
わざわざ?

すぐにリプを返し、色々と訊くと、僕の本とは関係なく、この旅行はとっくに決まっていたものらしい。

なるほど、逆か。
石巻に行く予定があったから、僕の本に何かを感じてくれたのだろう。

どっちにしろ、こんなチャンスはない。すぐにメールを出した。
「このあとの予定はどうなっていますか? また、野蒜に戻ることは可能ですか?」と。

偶然にもこの日は、僕の本に登場する仲間たちがそこで作業をしていた。
そしてその中には、本のタイトルになっているシンヂ、表紙とセンターカラーの写真を担当してくれた成瀬くんもいるのだ。

杉江さんからの返事にはこうあった。
「少しの時間ですが、戻ることは可能です。ぜひ、その方たちにお会いしたいです」

すぐになるちん(成瀬君)に電話して「そういうことになったのでよろしく」と伝える。

そして「良かった、間に合った」と、胸をなでおろす。
なぜなら、このあと僕は「ダイナマイト関西VSギャグ漫画家大喜利バトル」に出場するために、しばらく彼らと連絡がとれなくなってしまうから。

イベントのリハをやっている間に、杉江さんのツイートを見た。
「喜国さんの仲間にお会いした。次は作業をしに来ようかな」
同時になるちんからもメールが届いた。
「杉江さんに会えました。少しの間でしたが、作業もしていかれました」


なんと、作業までしてるんじゃん、杉江さん。

なるほど、無事になるちんに会えたのは判った。
ところで……シンヂはどうだったんだろう?
作業現場は一つではないから、短時間では会えない可能性の方が大きい。
でもまあそれは些細なこと。
トークイベントのネタが一つでも増えたことを喜ぼう。


気にかかっていたことが片付いたおかげで、大喜利は心置きなく戦えた。
みうらじゅんさんと組んだタッグマッチは対戦相手が強力だったため(バッファロー五郎 竹若さん&博多大吉さん)ぼろ負けだったが、総合では漫画家チームの勝ちで終わって、万々歳。

その後の打ち上げでは、好きな芸人さんたちと話すこともでき、本当にいい一日で終わることができた。

そして、
一日経過した日曜の夜。

ボランティア仲間との連絡掲示板を見ていた由香ちゃんが、突然、笑い出した。
疑問に思う僕に、由香ちゃんはその書き込みを指し示す。

そこにはこうあった。

「喜国さんのお知り合いの方、さっそくシンちゃんに、ひどいあだ名で呼ばれてました」


これは笑うしかなかった。

シンヂは、僕の本でも〈ひどいあだ名をつけるキャラ〉として登場しているのだが、
初対面の相手に、しかも会ってすぐ、とは思わなかった。

ひどいあだ名。

訊かなくてもだいたい想像はつく。
シンヂの好きな単語は五つほど。
そこから杉江さんのイメージに合わないものを二つほど外し、
残りを組み合わせる。

もうね、どれをどうやってもひどいのしか作れない。

ああ、ゴメンよ、杉江さん。
文学畑で生きてきた杉江さんには、論敵はいたとしても、ただ普通に口の悪いヤツなんていたはずなんてないのだ。
何て呼ばれたのか知らないけれど、悪気はないヤツなんで、どうか許してください。

ということで、
四日のトークイベント、ますます楽しみになってきた。

みなさんも気になるでしょ? 
杉江さんのひどいあだ名。

知りたい人はぜひ、会場へ。

★本日の画像
野蒜で作業する杉江さん(真ん中の黒シャツ)。その横の白シャツがシンヂ(撮影 成瀬敦視)
posted by kikuni at 07:08 | 日記

2012年08月11日

『シンヂ、僕は?』の正誤表

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編集段階で何度チェックしても、本になったときに絶対に見つかる。
それが「誤植」。
もう「植」の時代ではないが「ミスプリ」ではニュアンスが違って聞こえる。やはりここは「誤植」と言いたい。


完成した本は、届いた日に読む。
「嬉しくて」ではない。
「嬉しさ」は読まなくても実感できる。なで回したりパラパラしたり、ときに匂いを嗅いだりすればすむこと。

読むのは誤植を発見するためだ。
素早く見つけておけば、いつ増刷がかかっても慌てなくていいからね。
もちろん増刷はかかるとは限らない。
かからなければ、ただの無駄な労力になるのは言うまでもないが、
人として出しっ放しはナニだと思うので、出る出ないに関わらず、尻拭いはきちんとしておきたい。


本になる前に見つけた間違いもある(正確にはセンターの写真ページを担当してくれた成瀬敦視君が見つけてくれた)。
まだ書店に並んでいないのに直せないのは実に悔しい。
そういう意味では、本になってから見つかる方が精神的には楽である。

というわけで、現物を読み直して見つけた誤植を以下に並べる。
お買い上げいただいた方は、お手数ですが、お手持ちの本に訂正をよろしくお願いします。

138P うしろから4行目 
 × 生活再開ための
 ○ 生活再開のための

159P 右下の書き文字
 × お風品
 ○ お風呂

175P 漫画下のキャプション
 × ボランティエピソード
 ○ ボランティアエピソード

211P 最終行のアドレスが6月30日をもって、以下に移動。
 ○ http://ismk.web.fc2.com/

とりあえず、今日までに見つけた誤植は以上だが、文章を直したいところもチラホラ。
いつになったら、気軽に読み返せるんだろう。

★本日の画像
なぜ、こんな文字を描いたのか?
活字の間違いはいくらでも他人のせいにできるが、自分で描いた文字はどこにもぶつける場所がない。


  
posted by kikuni at 21:03 | 日記

2012年08月10日

キャラの王国

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「シンヂ、僕はどこに行ったらええんや」(双葉社)発売しました。
震災ボランティアの活動記録のエッセイですが、書店によってはコミックの棚に置かれていることがあります。
また「人文・社会」関係のコーナーで肩身を狭くしていた、との報告もあります。
見つからない場合はぜひ書店員さんにお尋ねください。

「入荷してません」
と言われることもあるけどね。

Amazon http://tinyurl.com/c7y9ku2
honto(旧bk1) http://tinyurl.com/bqctgns
楽天 http://tinyurl.com/ce9ppk8

……………………………………

昨日、写真が届きました。
写っているのは四人のおじさん。
笑顔で同じ本を持っています。

四人のうち二人は東松島で被災された方、
一人はその家を直すため北海道から移り住んだ大工さん、
最後の一人はボランティア仲間。
手にしているのは、僕の『シンヂ、僕はどこに行ったらええんや』。
四人はその本の重要な登場人物です。


今週も彼らの場所でボラが行われます。
「ならば、ちょうどいいですね」と、仲間(コードネーム「おとーちゃん」)が発売前の僕の本を、僕がお手伝いさせていただいた方たちへ届けてくれました。
そのとき撮ってくれた画像ーー僕への報告にーーです。

ここで公開できないのが残念ですが、実にいい写真です。
慣れていない感じが微笑ましくて、まるで、そう……健康補助食品の広告のようでw。

その写真を見たときに思いました。
この本を出してもらって本当に良かった。
書籍化の話がきたときは複雑な思いだったけれど、僕が決めることじゃなかったんだと。

普通のニュースには被災者の名前は出ません。
ボランティア仲間も同じです。

そんな方たちの〈人となり〉を書くことができました。
その分量はちょっぴりだし、イニシャルやあだ名ではあるけれど、
それぞれに「これは私のことだ」と判ってもらえる程度には。


僕は漫画家ですが、キャラを作るのは苦手で、作品はいつもストーリーから考えます。
でも今回は違います。
誰もがみんないいキャラです。
そしてナイスなエピソードを山ほど持っています(ページの都合で、ごく一部しか紹介できなかったのが残念です)。

彼らは今日も暑い中、作業をしています。
そしてきっと、新たなエピソードを作っていることでしょう。

 ※ ※ ※

ゲラで何回も見直した文章ですが、やはり誤りは見つかりました。
その「正誤表」はまた明日。

★本日の画像
成瀬敦視君(コードネーム、デブロンorナルちん)撮影の写真ページより。
左、津波から逃げる車の中で生まれたウエーブちゃん。とコードネームきれんちゃん。
右、津波から逃げる車の中でおろおろしてたウエーブちゃんの父。と飼い主さん。
  普通なら……このどちらかが表紙だよね。
  シンヂではなく(笑)。 

 
posted by kikuni at 12:48 | 日記

2012年08月03日

シンヂがいっぱい

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『シンヂ、僕はどこに行ったらええんや』(双葉社)の、著者分が届いた。
さっそく自宅で平台を作ってみる。
時間があれば、手描きポップでも立てたかったところだw

「本書は、ある漫画家が謎の男に導かれ、初めて体験した被災地でのボランティア活動を、フォト&イラスト&エッセイで綴った記録である」
と、帯にある。
実によくわかる紹介である。

ところが……
内容はよくわかるのだが、表紙の画像とタイトルがちょっと判りにくいことになっている。

実際、担当編集者がこの刷り上がった本を持って社内を回っていたところ、何人かからこう言われたらしい。
「この人が、作者のキクニさんですか?」

当然の判断だ。僕のことを知らない人がみたらそう思うだろう。
きっと書店でも、そう思う人はたくさんいるに違いない。

だから帯の裏にはこういう説明を加えた。

…………………………………………………………

Q シンヂって誰?
A 僕(キクニ)の友人
  四十歳の関西人
  大阪&台湾に事務所を持つ工務店の社長
  大飯ぐらいで健康診断はいつも引っかかる
  声がでかくて祭り好き
  とりあえず何でもやってみる
  プーケットマラソンは最下位で完走
  震災直後に被災地に飛んだ熱血漢
  そして……
  その背中で僕に行動させた男

…………………………………………………………

これでだいたいのところは判っていただけたことと思う。

でも問題はある。
この本は彼のことを書いた本ではない。
というか、ほとんど登場しないといってもいいほどだ。

だったななぜ、そのタイトル!?

当然の疑問である。

何か判りやすい喩えがないか考えてみた。

ええと……あれですよ。

象徴。

『巨人の星』でいうと、夜空でひと際輝く星。

うーん、ちょっと違うか。

心の相談相手。

『コメットさん』のおばあちゃん。

若い人に判らない。というか、僕自身もよく覚えていない。

判ったあれだ。
川崎選手にとってのイチロー。
よし、これならしっくりくる。

そして思う。
何がおこるか判らない世の中。
今後彼だって、何かの間違いで行くかもしれないしね。
ニューヨーク・ヤンキースに。

しまった、ますます判らなくなってしまった。

とりあえず、書店で前書きを読んでください。
そしたら納得です。

★本日の画像
1)ライバルは安達祐実の母さんの写真集
2)センターには、ボランティアで知り合った友人、成瀬敦視君の写真をカラーで収録。
  テーマは笑顔。
posted by kikuni at 11:09 | 日記

2012年08月01日

シンヂと僕とボランティア

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7月6日のブログに書いた記事、
「ボランティア日記が書籍化されます」の詳細情報です。

「シンヂ、僕はどこに行ったらええんや」(双葉社)
8月8日(一部10日)発売

Amazon http://tinyurl.com/c7y9ku2
honto(旧bk1) http://tinyurl.com/bqctgns
楽天 http://tinyurl.com/ce9ppk8

ネットでは二種類の定価が表示されていますが、1680円が正しいです(多分)。

本日の記事は、この本について語っていますが、内容には一切触れていません。
テーマについてはこちらをぞどうぞ。
http://inufun.sblo.jp/archives/20120706-1.html

  ※  ※  ※


詳細発表が遅くなったのは、ギリギリまで隠しておきたかったから。
読者……
ではなく、この本の表紙の男〈シンヂ〉に。

  ※  ※  ※

彼は僕の友人、
そして僕をボランティアに向かわせたきっかけの男、なのだが……

彼は僕にいつもサプライズをする。
例えば、

大阪在住なのに、東京での僕のサイン会に現れたりとか、
大阪なのに僕の誕生日の夜にケーキ持って玄関の前に立って「サッカーの代表戦、観に来た」と言ったり、
夢舞いマラソンを走ろうとスタートラインに立ったら、横にゼッケンつけて立っていたり(何度も言うが、彼は大阪在住だ)。

そんなことが、これまで何十回もあった(ひょっとしたら今だって、玄関のチャイムが鳴るかもしれない)。


だから常々思っていた。
一度ぐらい彼を驚かせたいと。

そのチャンスが訪れた。
編集者との打合せの席で、単行本のタイトルに彼の名前、表紙に彼の写真を使うことに決まったのだ。


ふふふ、シンヂよ、
発売日に本屋で驚け!!


そうニヤツキながら、作業をする日々。
彼と会っているときも、言いたい気持ちをこらえるのが大変だった。

そんなある日、またまた彼は突然現れた。
「東名高速を走ってたらトイレに行きたくなったので借りに来た」と。
言うまでもないが、僕の家は東名高速とはまるで関係ない場所にある。

「またか」と思ったけれど、その日はいつもと違って笑っていられない理由があった。

なぜなら、そのときの僕はこの本のゲラ作業中で、
机の上には一冊分の原稿が乗っていたから。

ゲラは遠くから見れば、ただのテキストの羅列である。
だが、少し近づけば、すべてのページの左右に、タイトルである〈シンヂ〉が印刷されているのが見て取れるのだ(6日の画像は、メガネでこれを隠している)。

慌ててゲラをかき集め、別の部屋に運んで隠す。

「ちょっと休憩して行ってもええすか?」彼は問う。
わざわざ大阪から来た友を追い出す訳にはいかない。

「あ、キクニさんは俺のこと気にせんで仕事しといてええですよ」
一応気を遣って尋ねてくれる。

うん、仕事したいのはやまやまだ。
〆切は明日だしね。
でも……

君がおったら仕事ができんのじゃあああああああ!

この本の表紙は、ボランティア先で知り合ったカメラマン成瀬敦視君が、東松島のテント村でシンヂを撮ったものだ。
彼とシンヂもボランティアで知り合った仲だから、その付き合いは、まだ一年を少しこえたぐらいだ。
でも今では埼玉の彼の家は、シンヂの東京事務所と化し、シンヂは鍵も持って自由に出入りする間柄になっている。

ある日の朝、成瀬君が階下におりてみると仕事場にシンヂがいた。
「あー、来てたんですか?」
いつものように挨拶して、彼も気づいた。

仕事机の上に、表紙の色校が乗っているじゃないか!!

「幸い、裏向きだったんですけど、ほんとに困らせてくれる人です」



そうやって隠し続けてきた表紙である。
でも気がついたのだ。
発売日に本屋でシンヂを驚かせるということは、その日まで一切の告知ができないことを意味すると。

僕の負けである。
一週間前に彼に知られてしまうのだから。


そして今になってありうべき可能性に思い当たった。
シンヂに「肖像権の侵害や」と訴えられること。

もし、そうなったら……
本は回収である。

いやだなあ。ドキドキ。
うん、決めた。
もう、サプライズは二度としない。

★本日の画像
1)津波から逃げる車の中で生まれた子犬、を抱くシンヂ
2)東名高速から我が家に「サッカー観せて」と現れた、ある日のシンヂ
posted by kikuni at 09:17 | 日記

2012年07月31日

「マサ拓Z」第二夜

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7月27日、秋葉原CLUB GOODMANに来ていただいた方、どうもありがとうございました。
友人たちもありがとう(カーズさんは差し入れまで!)
「知り合いが来ると緊張する」なんて話も聞きますが、僕の場合は逆のようです。
だってめちゃくちゃテンションがあがって、気持ちよく歌えたもの。

メンバーたちもお疲れさま。
回数を重ねるたびに良くなるのが、バンドのいいところ。
今のところ、音楽の方向性の違いもないし(そりゃそうさ。カバーバンドなんだもの)。


今回の対バンは初めての方ばかりで、それも愉しかった。

「THE KEY PROJECT」はさすがのひとこと。
それぞれ有名バンドで活躍していたメンバー、ステージに立っているだけで絵になるし、もちろん音だってそれに負けずにカッコ良かった。

「親斗」は生ギターの弾き語り。
声もギターも良い音してる。
リハでそれを聴いたウチらのメンバーが「あのギター欲しいな」。
こらこら、大の大人が少年の持ってる楽器欲しがってどうすんねん(笑)。

「READ ALOUD」のボーカル&ギターの桑田祐宜君は、なんとあの、サザン・オールスターズの桑田夫妻の息子さん。
両親のポップスと違って楽曲はロック。でも高音はちょっとお父さんの声に似ていて微笑ましい。

でその彼が、楽屋で僕に「サインください」と差し出してきたのが『傷だらけの天使たち』の単行本。
嬉しかったけれど、ちょっと待て。
「どうして20代の君がこの本を持っているの?」

「父の本棚に並んでました」

え、父? 
ということは……

「えええええええええええーーーーーっつ!?」

ええ人やないの、桑田さん!!
そして、もちろん祐宜君も!!
僕ごときにサインなんかもらわんでも、有名ミュージシャンにいっぱいもらえるだろうに。

でもまあ僕も大人だ。
その言葉、100%は信用してない。

だってその本が並んでいたのは……
父の棚ではなくて……


母の、
原坊のだったかもしれないもの。


さて、マサ拓Z。次の予定は多分10月。
初めての方も、二度目の方もどうぞよろしく。

マサ拓Z(吉田拓郎cover)
  Vo 喜国雅彦(漫画家、大島渚)
  G  志村"punky"広司(RE-ARISE / HAMEL)
  G  石坂へ〜さん昇平 (VAN-HEYSAN)
  Ba 反町"YUKI"哲之(REACTION、DEVILS他)
  Dr  KoREDS(AURA、SHOWAxEROTICA)
  key 渋谷有希子(Paul Position)
  Sax MAKO
7月27日、セットリスト
1「旅の宿」
2「元気です」
3「人生を語らず」
4「外は白い雪の夜」
5「冷たい雨が降っている」
6「落陽」

★本日の画像
1)第一部、アコースティック
2)第二部、バンド
3)ラストの二曲はサックスも加わってゴージャスに。
4)リズム隊(B、反町YUKI Dr、これっず)
5)HATTALLICAのカーズさんとヒロさんが来てくれた。いつもは僕が観る側なのに今日は逆で不思議な気分。
posted by kikuni at 09:47 | 日記

2012年07月26日

7/27ライブ告知

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ひょんなことから始まった吉田拓郎カバーバンド「マサ拓Z 」(まさたくぜえーっ!!)、
7月27日(金)、以下のイベントに出演します。

『エンリケPresents "E-MODE"is BACK!』
秋葉原CLUB GOODMAN 7月27日(金)
18時半開場、19時開演
前売り2500円、当日3000円

出演
◎THE KEY PROJECT
  Dr,Vo 工藤哲也(NIGHT HAWKS)
  B,Vo  エンリケ
  G   八重樫浩(BOWWOW)
◎ 親斗
◎ READ ALOUD
◎マサ拓Z(吉田拓郎cover)
  Vo 喜国雅彦(漫画家、大島渚)
  G  志村"punky"広司(RE-ARISE / HAMEL)
  G  石坂へ〜さん昇平 (VAN-HEYSAN)
  Ba 反町"YUKI"哲之(REACTION、DEVILS他)
  Dr  KoREDS(AURA、SHOWAxEROTICA)
  key 渋谷有希子(Paul Position)
  Sax MAKO

主催のエンリケさんは、バービーボーイズの Bassだった方。
CLUB GOODMANはこちら
http://clubgoodman.com/

僕に連絡くれた方、前売り料金で入場できます。
どぞよろしく。

画像は6月23日の目黒LIVE STATION
拓郎を歌ってますが、心はもちろんメタルです。
posted by kikuni at 21:48 | 日記

2012年07月06日

このブログが本になります

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今月のライブのお知らせ

マサ拓Z(吉田拓郎cover)
7月27日(金)秋葉原CLUB GOODMAN
詳細はこちら
http://clubgoodman.com/

と昨日の日記。
http://inufun.sblo.jp/archives/20120705-1.html

どうぞよろしく。

 ※ ※ ※

新刊のゲラが束で届いた。
発売日に間に合わすためには、数日以内に赤を入れて戻さなければならない。

本当に出るのか……。

漫画家になってうん十年。
いつの間にか著作は五十冊を越え、一冊の本に一喜一憂することは少なくなった。
でも今度の本は、今までと違う意味を持っている。
初めての単行本のときよりも緊張している。
嬉しさはない。ただ身が引き締まるだけだ。

この気持ちを正しく伝えるためには、その本の「前書き」を転載するのが有効だと思う。

以下、その抜粋。

   ………………………………………………
 
 宮城県東松島市。東日本大震災の被災地の一つである。
 その地で何度か、ボランティア作業をすることになり、そのとき見たり聞いたりしたことをブログに書いた。
 仮にも僕は作家だし、それを書くのは「体験した者の役割り」だと思ったから。
 読者の方からは多くの応援や感想をいただいた。その地に縁のある方から「私の代わりにやってくれてありがとうございます」という有難い声もいただいた。
 それでブログの役割りは終えるはずであった。どこかの、誰かの、何かの、参考になることもあるだろう。そう思うことで充分だったのだ。

 そんなある日のこと。編集者から一本の電話がかかってきた。
「ボランティア日記を本にしませんか?」
「はい?」
 予想外の申し出に固まった僕の耳には、続く編集者の言葉は半分も聴こえてこない。
 本になれば、より多くの人の目に触れることになるだろう。どこかの誰かの何かの参考になるなら、その機会が増えるのはいいことだ。
 だが僕の気は進まなかった。
 日々流れて行くブログと違い、本にはテーマが必要となる(もっと軽く、色といってもいいかもしれない)。
 震災後、いくつもの関連書籍が出版された。そのそれぞれにはもちろんそれ(テーマor色)がある。
「頑張ろう日本」がある。「あの日の記録」もある。「絆」だってある。「何をなすべきか」的なものも。
 そういう本に比べて、僕の文章は僕個人によりかかりすぎていた。

 編集者はそれでもいいと言った。「キクニという色があるじゃないですか」
 それは他人から見た場合だ。僕にはその色は〈無色〉を意味する。
 色がなければ、本の体裁が決まらない。表紙もタイトルも何ひとつ……。
 試しにブログの内容を一行で表してみた。
 
 宮城県東松島市における、とある漫画家のボランティア記録。

 これで間違ってはいないはずだ。誤った単語は一つも使っていない。だが文字列としてそれを眺めた場合、どうにも座りの悪さを感じてしまうのだ。
 原因は判っている。前記の表現には、僕の気分的なもの(或いは空気感というもの)が、一切含まれていないからだ。

 編集者との打ち合わせでも話はそのことに及び、色々と話し合ってみたが、本のイメージはやっぱりさっぱり見えて来なかった。

 そんなとき、僕の口から言葉がもれた。
「仲間がいなかったら、きっとボランティアには行ってないだろうなあ」
「どういうことですか?」と編集者が訊いてきたので、正直なところを話した。

 今までにボランティアなんて一度もしたこともない。しようと思ったこともなかった。阪神淡路大震災も新潟沖地震もいつもどこか遠くの出来事だった。もちろん今回の震災もそうだ。東北に馴染みの土地はないし、近しい知り合いだって一人もいない。いつものように、いくらかの募金をすることで(僕の中では)解決する話だったのだろう。
 だけど、数年前に出来た友だちの中にそうじゃないヤツがいた。大阪在住と大阪出身の彼らは阪神淡路のときにボランティアをした経験を持っていた。彼らは今回もすぐに動いた。大阪と東京から、車に積めるだけの物資を積み、目的地も決めず、現地の様子も知らず、行けるのかどうかも判らぬまま、暴走する原発の恐怖を気にすることもなく、東北自動車道に乗った。
 たまたま始めたばかりのTwitterには現地からの彼らの声が毎日入ってきた。

 そこにはーーリアルがあった。

 ニュースは一日中報道を続けていたが、隠していることも多かった。ネットには真実が溢れていたが、それと同じぐらい嘘やデマも多かった。Twitterでも嘘か本当かどっちか判らないものが同じ速度で拡散されていた。
 そんなときに信じられたのは仲間の声だった。ここには嘘はない。だから僕はそれだけを選んでリツイート(引用して広める)した。
 そして思った。
 僕の仲間は助けを必要としている。被災地のために何かができる、なんて大それたことは思わなかったが、少なくとも彼らの手伝いにはなる。見知らぬ誰かのために動くことは難しくても、仲間のためなら動ける。そして彼らのむこうには、結果的にたくさんの人がいたのだと……。

「ハッキリした色があるじゃないですか」と編集者が言った。
 言われて気がついた。確かにそのテーマなら僕が書く意味もある(というか、僕にしか書けない)。
 本の体裁もハッキリと見えてきた。全くイメージの湧かなかったタイトルも浮かんだ。

   ………………………………………………

というわけで、この「犬ふんブログ」から、ボランティア部分を抜き出したものが本になります。



今も毎週のように東北に通っている友がいます。
震災から一年以上が経ちましたが、作業は減るどころか増えています。
また夏がきます。作業場所には冷房なんてありません。
でも彼らは笑顔を忘れず土にまみれます。

そういう仲間がたくさんいます。
そんな彼らの、ささやかな応援に、この本が役立てばいいなと願っています。

正式なタイトル、発売日などはまた後日。
本当にいいのかな? あのタイトルで……。
posted by kikuni at 10:09 | 日記

2012年07月05日

またまたバンドやります

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大変遅くなりましたが、6月23日、目黒ライブステーションに来ていただいた方々、どうもありがとうございました。

僕に「拓郎を歌いませんか」と誘ってくれたアリスユニットのみなさん、そしてLIVESTATIONの松谷さんもありがとう。
おかげで貴重な体験ができました。
と過去形になるはずが、どうやら今回のことで、僕の人生がちょっと変わってしまったようですw(後述)。

拓郎ユニットのメンバーたち、お疲れさま。
気持ちよかったですね。いい汗かきました。
打ち上げ最後まで参加したかったです。そしてYUKIさんや松谷さんとの拓郎カラオケも参加したかったです。

ライブの出来は聴いてもらった方々に判断してもらうとして、これだけは自信があります。
「あの日の会場で一番愉しかったのは、間違いなく僕だった」と。

 ※ ※ ※

ひょんなことから始まった拓郎カバーバンド。
もちろんこれで終わるはずでした。
おっさんの美しい(?)青春の1ページとして。

ところが……
今後のライブがいくつか決まってしまいました。

まず今月、7月27日にライブ出演します。
10月には二か所に出ます。その内一つは、多分ワンマンです(曲が足りません)。
そして鬼が笑う来年の6月のオファーもいただきました。

なんということでしょう。
人生、何がどうなるか判りません。

何度も演るとなるとバンド名も必要になってきます。

メンバーからメールで意見を求められたので「よしたくZ」と答えておきました。
もちろん読みは「よしたくーーぜーーーーっ!!」です。

ところが、少しの間、僕が寝落ちしている間に、他のメンバー間で「マサ拓Z」に決定していました。

「マサ」はきっと雅彦のマサでしょう。
恥ずかしいったらありません。

でも民主主義体勢をとっているバンドなので、多数決には逆らえません。

今後は(小声で)そう名乗ることにします。

ちゅうわけで、マサ拓Z 2発目の告知です、
7月27日(金)秋葉原CLUB GOODMAN
エンリケさん(元バービーボーイズ Bass)主催のイベント
"E-MODE"is BACK! に出演します。
詳細はこちら
http://clubgoodman.com/

エンリケさんのバンド THE KEY PROJECTは、Dr,Vo;工藤哲也(NIGHTt HAWKS)/G;八重樫浩(BOWWOW)] という強烈なメンバー。

なぜ僕がそんな人たちと同じステージに?
という疑問はあるでしょう。
だって僕自身がそうなんですから。

理由は
うちのベース(&バンマス)である反町YUKIさんが、個人で受けた依頼をマサ拓Zで返してしまったから、です。

若い頃ならビビって断っていたでしょう。
でも50歳をとうに越えた今は怖いものはありません。
恥も後悔も抱える時間はあとわずか。
遊びの食い逃げをするだけです。

というわけで、7月27日をよろしくお願いします。

そうそう共演の READ ALOUD のリーダーは桑田祐宜さん。
はい、名前でお判りですね。あの有名ミュージシャン二人を親に持つミュージシャンです。
ううむ、興味津々。
posted by kikuni at 11:29 | 日記

2012年06月23日

バンドやろうぜ。やるぜ今日。

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本日です。
6月23日(土)目黒LIVE STATION
「目黒川フォークジャンボリー 交遊会」
6時会場、6時半開演。
前売り2500円、当日3000円

■アリスユニット
Vo:ANTON (AXBITES)
Vo:NOISY (DUSTAR-3 / 処刑羅威堕亞)
Vo:KOZO (処刑羅威堕亞)
Gt:渡辺"NABE"恭章 (AXBITES / ex.STRUSH)
Gt:豹 (ZERO)
Ba:松井"TSUI"亮介 (AXBITES)
Key:佐々木健太 (JV)
Dr:マウント藤野 (VIGILANTE)

■かぐや姫ユニット
Vo:福田ダーフク (漢企画)
Vo:YAMATO (LIGHT HEART THINKING)
Gt:斉藤知弘 (倭)

■名曲ユニット
Vo:MARU (処刑羅威堕亞)
Gt:SUSSY (INO HEAD PARK)
Ba:NOISY (DUSTAR-3 / 処刑羅威堕亞)
Dr:KOZO (処刑羅威堕亞)

ゲスト
■吉田拓郎ユニット
Vo:喜国雅彦 (漫画家 / 大島渚)
Gt:石坂へ〜さん昇平 (VAN-HEYSAN)
Gt:志村punky広司 (RE-ARISE / HAMEL)
Ba:反町YUKI哲之 (REACTION / DEVILS / HAMEL 他)
Dr:KoREDS (AURA / 昭和×エロチカ)
Key:森藤晶司(月比古、HAMEL、他)
Sax:MAKO

詳細はLIVE STATIONのサイトで
http://www.livestation.co.jp/

僕らは三番目の出番なので、8時を過ぎてからの出演となります。
仕事がおしちゃった人もぜひどうぞ!


ところで、前回挨拶を交わしておきながら気づかなかった。
アリスユニットのNOISYって、
元SEX MACHINEGUNSじゃないですかあ。
また笑わしてもらおう。

ということで昨日の夜は最後のリハ。
ゲネプロってやつ?
初めてキーボードとサックスが合流。
愉しいわあ。
途中で何度もいきそうになったもの。

おかげでね、
愉しみすぎて、あとが大変。

こんな時間なのにまだ机に向かってます。
『全県ラン』のネームの直し。
寝ないといけないのに。
お肌のために……。
posted by kikuni at 03:24 | 日記

2012年06月20日

バンドやろうぜ(その3)リハ!

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バンドやります。
いよいよ、今週土曜日です。

6月23日(土)目黒LIVE STATION
「目黒川フォークジャンボリー 交遊会」
に吉田拓郎トリビュートバンドで出演します。
前回の告知からキーボードが増えて、更に豪華になりました。

Vo:喜国雅彦 (漫画家 / 大島渚)
Gt:石坂へ〜さん昇平 (VAN-HEYSAN)
Gt:志村punky広司 (RE-ARISE / HAMEL)
Ba:反町YUKI哲之 (REACTION / DEVILS / HAMEL 他)
Dr:KoREDS (AURA / 昭和×エロチカ)
key:森藤晶司(月比古、HAMEL、他)

詳細はLIVE STATIONのサイトで
http://www.livestation.co.jp/

どうかよろしく。
キクニに連絡くれた人は前売り料金で入れます。
………………………………………………

ということでバンドやろうぜ(その3)。
リハの日をむかえ、緊張してのスタジオ入りとなった。

スタジオなんて本当に久しぶりだ。
マイクをどこに繋いでいいのかも判らない。
でもこういうとき年長は楽だ。
「これっず、お願い」の一言ですませられるから。

シールド(コード)だって触らない。
あれって、普通に巻いちゃダメだって知ってた?
トーシローがやると絶対にねじれて痛んでしまうから、手首を返して八の字を書くようにして巻くのが正しいのだ。
でも「大島渚」時代には、その技をマスターをすることができず、いつも年下の定員さんに怒られたりしていた。
でも今は年長者だからね。
「これっず、これもお願い」の一言ですませちゃうのだ。

とまあ、そんなこんなで顔合わせとなったのだが、挨拶もそこそこにYUKIさんに問われた。
「みんな7月27日は身体あいてる?」
「ええと、今のところは大丈夫だけど……なに?」
「じゃその日ライブね。このメンバーで。ええと場所は秋葉原」

え?
「ええええええ!?」

まだ一回も音合わせもしてないのに、次のライブぅ!?
いや、みんなはいいでしょう。ミュージシャンなんだから。
でも、まだ誰も僕の歌を聴いてないじゃん。
今から練習して「あ、こらアカンわ」となるかもしれないじゃん。なのに、決めちゃっていいの!?
ねえ、いいの?

それには誰も答えず、それぞれの楽器のセッティングに忙しい。なぜなら、スタジオはまさしく「時は金なり」だから。

練習は愉しかった。
最初こそキンチョーしたが、これっずの「ドン」というバスドラを聴いた瞬間に身体が震え、わくわくが不安を吹っ飛ばしてくれた。
やっぱ、音楽はーーでかい音はいい!!

一曲終わるごとに打合せとなる。
僕以外のメンバーは、音を合わせなければいけないので「ああだこうだ」となるのだが、これが見ていて実に愉しい。

バンマスのYUKIさんを中心に音での会話が始まる。

「これっず、最後のきっかけのとこ、判りやすい音を入れて」
「こうですか?」ドタタドタタドタタドタタ
「うん、それでいい。で、パンちゃん最後はリットね」
「こうね」チュインチュイ〜ンチュイ〜〜〜ン。
「オーケー、で、へーさん、最初んとこは裏で刻んで」
「こうっすね」ンザク、ンザク、ンザク、ンザク
「で、キクニさん、歌い方が二拍三連になるとこがあるんで注意して」
「オーライ、了解。んで……二拍三連てなに?」


練習も進み、僕は希望を一つ言った。
「最後の曲は大声で歌いたいから、キーを上げてもいい?」
「いいよ。じゃちょっと待ってて」
と譜面にむかうメンバー。

言うだけの僕は簡単だが、バンドは大変だ。
ボタン一つでキーが上り下がりするカラオケと違って、バンドは一からやり直しとなる。

歌う。
「まだ上げても大丈夫そうですね。もう一つ行きましょう」とYUKIさん。
なんか愉しい。試験を受けているみたいで。

歌う。
「まだ行けそうですね」
歌う。
「もう一つ行ってみましょう」

最終的に四つ上がった。
「いいの? そんなことして。いや、僕は気持ち良く歌えるけど」
「いいよ。でもアレンジは変えなきゃいけない。だって低音がなくなっちゃったから」

笑い声が聞こえたので横を見たらへーさんが自分のギターを指差していた。
見ると彼のアコギの8フレットにカポがついていた。

あちゃー、そんなことになっちゃいますか。
「ゴメンね、カッコ悪くして」と謝る。
「いえ、思い出になります」

笑ってるうちにリハは終了となった。

「じゃあ、7月27日の秋葉原は『拓郎ユニット』ではなく、バンド名で出場しよう。みんな名前考えといて」とYUKIさん。

僕の歌は「合格」……でいいんだね?
とりあえず、一安心。

ということで、今週の土曜日。
驚きの8カポの目撃者になれ!
じゃなくて、
一緒に拓郎を歌いましょう!


★本日の画像
1)メンバーショット。
左からへ〜さん、YUKI、キクニ、KoREDS、Punky(後列)。キーボードの森藤さんはゲネプロだけでオッケーらしいので、この日はいない。
2)リハ中。二人のメンバーが「リング」の呪いのビデオに感染している。
posted by kikuni at 13:50 | 日記

2012年06月12日

バンドやろうぜ(その2)

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バンドやります。

6月23日(土)目黒LIVE STATION
「目黒川フォークジャンボリー 交遊会」
に吉田拓郎トリビュートバンドで出演します。
http://www.livestation.co.jp/

………………………………………………

ということで本日は、バンド結成の経緯の続き。

前回までのあらすじ。
ひょんな成り行きから、吉田拓郎バンドを組むことになった僕。
AURAのKoREDS(これっず)がドラムに決まり、次はベースを探すことになった……。


志村喬(僕だ僕)が狙った三人目の侍の名は……
YUKIーー反町”YUKI”哲之
あのREACTIONのベーシストだ。
DEVILSのベーシストでもあるし、
現在は HAMEL というCAMELのトリビュートバンドもやっている。

連絡先などは知らない。
二十年以上前、ジャパニーズ・ロックが全盛の頃は、ZIGGYのLIVEの打ち上げの席などで、ときどき顔を合わせる程度の知り合いだ。
それが、昨年行われた44MAGNUMのポールのイベントで再会。お互いが宮城県でボランティア活動していることを知り、プチ盛り上がりをしたのである。

奇遇というのは続くもので、この拓郎話があったあと、またポールのイベントがあり、出演していたYUKIさんと打ち上げの席で会えたのであった。

宴もたけなわ、酒がだいぶん入った頃、彼の隣に座り、おそるおそる切り出した。
「あの、拓郎って好き?」
「ああー!? 拓郎だとー!?」
すぐに「すんません!」と謝ろうとしたら、続きはこうだった。
「悪いけど、俺に拓郎語らせたらうるさいよー」

ええっ、まさか、好きなの!?

「あの……僕が歌うんでベース弾いてくれませんか?」
「キクニさんが歌う!? 拓郎を!?」
すんません、ごめんなさい。

「いいじゃない。やりましょう。やろうじゃないですか!!」
えっ、マジで!? いいの?

「他のメンバーは?」
「ドラムがKoREDS、あとはまだ。で、どうせならバンマスもやってもらえたら嬉しいと」
「バンマス? いいよ。だったら俺のやりやすい連中集めていい?」
もちろんでんがな。まかせますがな。
「志村喬の役は譲ります。僕は加東大介の役でいいですから。いや、三船敏郎が気楽でいいかな」
「何のことですか?」
いや、こっちの話。

ということでYUKIさんに丸投げして決まった二人のギターは以下。

志村punky広司
石坂へ〜さん昇平

Punkyさんは、かつて「東京XーRay」でリードギタリストだった人。
この秋「RE-ARISE」というグループでのメジャーデビューも決まっている。
http://sound.jp/rearise/
YUKIさんとはHAMELをやっている仲間だ。

へ〜さんはVAN-HEYSANというバンドをやっている。名前からも判るとおりVAN HALENのトリビュートバンドだ。
まだ観たことはないけど、VAN HALENのトリビュートなんだから上手いに決まってる。
しかも……VAN-HEYSANって……
MAD大内さんがドラムやってるバンド!?

うーわ。
何だかすごいことになってきた。
おら、知ーらないっと。

YUKIさんに問われた。
いや同じメンバーだから「さん付け」はおかしいか。
ここからはYUKIだ。

YUKIに問われた。

「キクニさんもギター弾く?」
弾くわけないやん! こんなメンツの前で!

「ハープは!?」
吹くわけないやん、以下同文! 

「ボーカルは?」
歌うわけないやん、

あれ?

どうする、どうなる、
ボーカルだけが「ど素人」のこのバンド。
「その3、血煙リハーサル篇」を待て!!


てなわけで、興味のある方は6月23日、目黒に来たれ!

★本日の画像
1)YUKIと契りを交わした夜。
2)88年頃のYUKI(一番右)。今の方が髪の毛長いw
posted by kikuni at 14:10 | 日記

2012年06月07日

キクニ、拓郎を歌う!?

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昨日も書きましたがイベントに出演します。
6月23日(土)目黒LIVE STATION
「目黒川フォークジャンボリー 交遊会」
http://www.livestation.co.jp/



目黒川フォークジャンボリー。
聞き覚えのある方もいるだろう。

昨年の12月に、第一回が開催された、日本のフォークソングのカバーイベントだ。

その吉田拓郎ユニットで一曲だけゲストボーカルで参加させてもらったことはここに書いた。
http://inufun.sblo.jp/archives/20111224-1.html

そのときアリスユニットを組んでいたのは、メタル系の若手バンド三つの集合体。このときのアリスが大いに受けたため、一度で終わらせるのは勿体ないと再結集、彼ら主体でイベントが開催されることになったのだが……


なんと、僕にも再度、声がかかかったのである。
「今度はフルボーカルで拓郎ユニットをやりませんか?」と。
電話の相手は、第一回で拓郎を歌ったLIVE STATION店長の松谷さんだ。

「メンバーは好きに選んでもらっていいですから」
え、僕がメンバーを選ぶ?

「ちょうどこの話があったとき、KoREDS(これっず)がいたから、彼に『ドラムやる』って訊いたら『喜んで』ってことだったから、ドラムは決まってますが」

KoREDSーーAURAのドラム。
http://www.aura-station.com/index.html
そして今ではそれと平行して 昭和×エロチカ なるユニットも組んでいる。
http://profile.ameba.jp/showa-erotica/

かつて紫色の髪の毛をしていた彼と、僕はイカ天仲間である(もう二十年以上前の話なので通じない方もいるかもしれない。かつてそういうTV番組があり、僕もみうらじゅんさんと「大島渚」というバンドを組んで出たことがあるのだ)。

いつもは引っ込み思案。石橋を叩いて渡る僕が『メンバーを好きに選んでいい』のひとことで、即返となった。
「やります。やらせてください!」
KoREDSにメールするとすぐに返事が返ってきた。
「キクニさん覚えてませんか? 当時プリプリの話で盛り上がって、キクニさんベースで、僕がドラムでプリプリのコピーバンドやりましょうと約束したのを」

もちろん……
覚えているわけなどない。

コピーバンドがやれる腕なんて当時も今も僕にはない。ただの外交辞令だったのだろう。
それを真に受けるKoREDSって。
でも僕は大人なので、正直に白状するはずもない。

「そうだね。あのときの約束がやっと果たせるんだ。僕はベースではなく、ボーカルに変わったけれど」

「あとのメンバーはどうします? 僕の知り合いに声をかけますか?」
「いや、ちょっと待ってくれ。とりあえず、ベースは声をかけたい人がいる。バンマスもその人に頼みたい。その返事を待ってからだ」

そのときの僕のワクワクが判るだろうか。
気分はすっかり志村喬だ。
そう、黒澤映画「七人の侍」のリーダー。
或いはアメリカ映画「荒野の七人」のユル・ブリンナー。
悪党と闘う三人目の仲間を……じゃなくて、一緒にバンドをやる仲間を求めて、これから旅に出るのである。

狙うはあの人。
はたして!?
ーーーー続く!

って、書いたけど、LIVE STATIONの告知を見たら判っちゃうんだけどね(笑)。
アリスユニットのブログにもあるしね。
http://ameblo.jp/kozo4612/entry-11257430279.html

クリックした方も見なかったことにして、さあ期待して待ってくれい!!
posted by kikuni at 19:49 | 日記

2012年06月06日

かののこと

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約一ヶ月のぶりのブログです。
書きたいことはたくさん溜まってます。
でも、まずこれを書かねばなりません。

6月1日、愛犬かの子が天にいってしまいました。

詳細は由香ちゃんのブログをお読みください。
http://kunikikuni.exblog.jp/d2012-06-03/

Twitterなどで、追悼や励ましのコメントをおよせくださった方々、どうもありがとうございました。

悲しみを薄めていただきましたし、勇気もいただきました。
当のかのは……
ちょっととまどっているかもしれません。
そういうヤツでした。

とにかく賢いヤツでした。
いつも人がしゃべってることをじっと聞いていました。
だから教えていない言葉をいくつも理解していました。

「ドッグベッドにコロコロかけるからちょっとどいて」というと、スッとどきます。
別のベッドに行こうとするので「そっちもやるからソファーに行って」というと、ソファーに行きます。

玄関先で「散歩に行くから、くりを呼んできて」というと、くりが寝ているところまで小走りに行き、鼻先でツンツンして起こしたりもします。

海外旅行などで長期預けていたときは、迎えに行くと怒ってます。
家に帰ってもずっと背中を向けて、呼ぶとわざと逆の方に顔をむけます。
で、夜中に突然、怒りが解けると、突進して頭突きをしてきます。

なでられる場所に神経質で、ちょっとでも気に入らないと「イヤ」という顔をします。
でも体調が悪いときは大人しくなでられているので、病院ではそれを判断材料にもしていました。
「あ、あの顔をしたから、ちょっと治ってきたのかも」
「ずっとなでさせてくれてるから、まだまだだなあ」

散歩中にどんぐりを拾うのが好きでした。
食べるでもなく、かじるでもなく、ただ口の中で転がしているのが好きでした。
どんぐりはどれでもいいワケではなく、いつも念入りに選んでいました。
口の中でしばらく転がしたあと「やっぱりこっち」と、さっき捨てたのを拾いに戻ったりもします。
くわえたどんぐりは玄関先でポロッと出します。
するとそれにはもう興味がありません。
林が多かった散歩コースですが、年々宅地開発が進み、あちこちにあったどんぐりの木が、毎年切り倒され、昨年とうとう最後の一本がなくなってしまいました。
その場所にくると、どんぐりを探すかののため、ポケットに入れておいた古いどんぐりを、そっと落としてやることもありました。

玄関脇の花壇にはどんぐりの木が生えています。
かのが運んだ実が根付いたものです。
その木の根元に、かのの骨を少し埋めてやりました。
我が家で一番日当りが良い場所です。

  ※ ※ ※

さて、かのの思い出はここまで。
かのはいなくなりましたが、新たな犬がまた現れます。
その犬がパワーをもたらしてくれると思います。
「可愛いから」だけではありません。
「世話で忙しくなる」からです。

くりかので経験がありますが、しばらくは休まる暇がないでしょう。
なわけで、ニューフェイスが現れる9日までに、出かける用事を一つでも多くすませておこうとしている現在です。

取りあえずはバンドの練習です。
6月23日(土)目黒ライブステーションに出演します。
そのことはまた明日。

★本日の画像
お見舞いに行ったとき散歩の途中で。
かのは無駄なキスは一切しません。
すべきときか、そうでないときか考えてからします。
このときは、一回だけしてくれました。
posted by kikuni at 15:32 | 日記

2012年05月08日

チャリティ結果報告

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コミティアでチャリティ企画として『色即ぜねれいしょん』の原画販売&サイン会をさせていただきました。
本当なら詳しく書きたいところですが、
仕事の切れ目がこないので、とりあえず結果だけご報告します。

買っていただいた原画は202枚。
売り上げの総額は38万2千円になりました。
もちろん、すべて震災支援に使わせていただきます。

支援金は、自分の手で被災地の役所に持って行くつもりです。
本当なら一日でも早く持って行きたいところですが、どうせならそのときにボランティアもやりたいし、ならばちょっとまとまった時間が必要だし……
ということで、残念ですがしばらく動けません。
もう少しだけお待ちください。

結果は必ず、ここで発表しますから。


以下、お礼です。
お買い上げいただいた方、ありがとうございました。
みなさんからお預かりしたもの、必ずお届けします。

場を提供してくださったコミティア主催の中村公彦様、ありがとうございました。
この売り上げは、コミティアの100回という長い歴史におんぶさせていただいたものです。

当日手伝っていただいた秋田書店S様、読者代表K様、アシスタントのN川君、みんなどうもありがとう。誰か一人欠けても成立しないギリギリのチームワークでした。

みうらじゅんさんがいなければ、悲惨な売上金額になっていたことでしょう。参加してくれると云ってくれた瞬間から、イベントの成功が約束されました。ほんまにありがとう。

そして由香ちゃんもありがとう。
同人誌即売会のベテランがいなければ、企画のアイデアすら浮かびませんでした。
今度、あの店で美味しいカレーを食べようね。


★本日の画像
1)大島渚コンビ再び。
2)嬉しいことに行列が。
3)サインを描くみうらさん。
  原画それぞれに、台湾版コミックスの当該ページをオマケに。
4)見本の縮小コピー。売れたページには×印。
posted by kikuni at 21:37 | 日記